名機TR-808の生みの親、ローランド創業者の梯郁太郎さん逝去。

ikutarokakehashi
出展:Instagram

ローランドの創設者で、名機TR-808の生みの親でもある、梯郁太郎(かけはし いくたろう)さんが4月1日に87歳で亡くなっていたことが、かねてより親交のあったゴダイゴのドラマー、トミー・スナイダーさんのFacebookにより報告されました。

Ikutaro Kakehashi, founder of Roland, father of the TR-909,TR-808,Godfather of MIDI, and someone who I have…

Tommy Snyderさんの投稿 2017年4月1日

トミーさんのコメントで「とても面白い人で、素晴らしい才能に恵まれていた。楽器界や音楽への彼の貢献は、世界中の何百万とう人々へ感動を与えた。ご冥福をお祈りします。」と語っているように、梯さんが生み出した名機達によって、世の中にたくさんの名曲が誕生したことは紛れもない事実です。
 
カウベルやスネアなどのサウンドを特色とした「TR-808」の誕生により、音作りを一変させたドラムマシーン。テクノポップの元祖とも言われるドイツのクラフトワークや、カニエ・ウエストにマーヴィン・ゲイなど、数多くのアーティストがビートメイキングに「TR-808」を取り入れ、作られた不朽の名作が世に残っています。
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また、そういった名機の開発だけはなく、電子楽器同士の接続を可能にした世界共通規格である“MIDI”も誕生させました。それにより、電子楽器の可能性が飛躍的に上がり、2012年には「テクニカル・グラミー・アワード」も受賞しています。
 
1980年から83年までと、短い製造期間でしたが、今もなお色褪せることのなく、ハウスやR&B、ヒップホップというクラブミュージックには外すことの出来ない功績を与えている「TR-808」。
 
昨年の12月には、「TR-808」のストーリーをドキュメント化した映画『808』が公開されました。映画では、その魅力をアフリカ・バンバータやビースティ・ボーイズのアド・ロック、ファレルやクエストラブなどといった、アーティストが出演しています。


これからも、梯郁太郎さんの名機達によって作られる名曲が生まれてくることでしょう。
 
R.I.P.

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